海外旅行に行こうと思うけど、リュックだけで大丈夫?と心配になりますね。
確かにリュックだけの旅行は、荷物が少なくて移動が楽だけど、気をつけるべきことがあります!
リュックはスリに会いやすいのに加えて、航空会社によって、手荷物の機内持ち込み規約が違うので、安全面だけでなく金銭面的にも危険です!
実際に機内持ち込みしようとしたら、重量オーバーで追加料金を取られて後悔したって声もあります。
楽しい旅行にする為にも、リュックだけで行く時に気をつけるべきことや各航空会社ごとの機内持ち込みの規格を知っておきましょう!
海外旅行にリュックだけで行く時の気をつけるべき3つのポイント!
できるなら少ない荷物で海外旅行したいですよね。
ただ、リュックだけで海外に行こうとする時に、気をつけるべき3つのポイントをお話します。
スリに会いやすい
よくバックパックやリュック1つで海外旅行する人を見かけますが、スリや盗難に会う危険性が高まります。
リュックを背負うと後ろが死角になり、電車やバスなど人混みの中、ファスナーを開けられても気づきにくいです。
気づいたころには時すでに遅し、チャックが開いていて所持品が盗まれていた!なんてことも。
実際にリュックで行って、スリの被害にあった実例がこちらです。
コペンハーゲン中央駅から空港に向かう電車に乗り込もうとしたときだ。スーツケースとリュックといういでたちだった私は、ホームからすこし段差のある電車にスーツケースを乗せるのに必死だった。
重いスーツケースに気を取られて、背後からせまる脅威に気が付かなかったのだ。
電車にのってふと背中を見るとリュックが開いており、中のポケットに入れていたはずの財布がなくなっていた。
15歳、高校進学前の春休みに、父と二人でタイ旅行に行きました。
高校入学祝の名目で、大好きな父と二人きりの旅行でとても楽しみに出かけました。
近場で低価格のタイ旅行でしたが、海外ということでとてもウキウキしていました。
ですがトラブルが起こったのは、父とバンコクで買い物をするためにブラブラと歩いていた時のことです。
その時は全く気が付かなかったのですが、なんと知らない間に父のカバンがカッターのようなものでパッカリと切られていたのです。
後ろからチャックを開けられるだけでなく、リュックを切られる危険もあるので、それぞれ対策を紹介していきます。
リュックを前に背負う
電車やバス、観光地、観光客が多い場所など人混みでは、リュックを後ろではなく、前に背負うようにしましょう。
そうすれば、常にリュックを見守れるのでスリにあいにくくなります。
ただ、少し不恰好になり動きづらくなるという欠点があります。
普通にリュックを後ろに背負って行動したい場合は、リュックに鍵(南京錠)をつけて防犯しましょう。
リュックに鍵(南京錠)をつける
先ほどの事例にもあったように、気づかずにチャックを開けられるパターンが多いです。
その場合、リュックに鍵や南京錠をつけることで防げます!
これならたとえ、後ろからチャックを開けて盗もうとしても、開けられる心配がありませんし、ダイヤルロックやファスナーなので、鍵をなくす心配もないです!
しかし、鍵がついていると分かるとリュックを切ってくる可能性があります。
普通のリュックであれば簡単に切れてしまいますが、防刃性があるリュックであればその心配もなくなります!
こちらにおすすめの防刃リュックを載せておきますね。
大きいバック(バックパック)はこちら
リュックでの街歩きが結構つらい
小さなリュックならまだ良いが、バックパックなどの大きいリュックで歩き回るのは、想像以上につかれます。
ずっと重い荷物を背負うのは体に負担がかかりますね。
バックパックで旅行した人からは・・・
10kgオーバーの荷物を背負って歩き回ることは、想像以上にきつかったです。
最初は良くても、徐々にボディーブローのように効いてきて、最後には肩を壊してしまい、帰国後も肩の痛みに、数ヶ月悩まされました。
といった声もあがってます。
私も何度かバックパックで旅行したことがありますが、10kg以上あるバックパックを背負って、1〜2km歩いただけで肩が痛くなり、肩こりで悩みました。
なので、街歩きをする際は、なるべく少ない荷物で行くことをお勧めします。
そこで便利なのが、ショルダーバッグです!
必要最低限の荷物だけ入れて持ち運ぶので、重くないですし、前掛けしても邪魔にならなず、移動も楽です。
こちらに女性向けと男性向けで、おすすめの海外旅行用ショルダーバッグを載せておきますね。
女性用
男性用
機内持ち込みできないリュックもある!
リュックだけで海外に旅行する時に、リュックは手荷物として機内持ち込みしますが、機内持ち込みできるサイズや重さは、航空会社によって違います!
せっかくパッキングしたのに、サイズや重さが規格外だった場合、持って行くのに高額な追加料金がかかります。
そうならない為に、あらかじめ各航空会社の機内持ち込みの規格を抑えておきましょう!
機内持ち込みできるサイズを各航空会社で比較!
有名な各航空会社の機内持ち込み規格を、地域ごとにエコノミークラスを基準で表にまとめました!
アジア
航空会社 |
サイズ(横×縦×奥行) |
サイズ合計 |
重量 |
JAL(国際線) |
55cm×40cm×25cm |
115cm |
10kg |
ANA(国際線) |
55cm×40cm×25cm |
115cm |
10kg |
大韓航空 |
55cm×20cm×40cm |
115cm |
12kg |
アシアナ航空 |
55cm×40cm×25cm |
115cm |
10kg |
キャセイパシフィック航空 |
56cm×36cm×23cm |
ー |
7kg |
シンガポール航空 |
55cm×40cm×20cm |
115cm |
7kg |
タイ航空 |
56cm×45cm×25cm |
115cm |
7kg |
エバー航空 |
56cm×36cm×23cm |
115cm |
7kg |
ヨーロッパ
航空会社 |
サイズ(横×縦×奥行) |
サイズ合計 |
重量 |
エールフランス |
55cm×35cm×25cm |
110cm |
12kg |
ルフトハンザ |
55cm×40cm×23cm |
ー |
8kg |
ブリティッシュ・エアウェイズ |
56cm×45cm×25cm |
ー |
23kg |
スイス航空 |
55cm×40cm×23cm |
ー |
8kg |
アエロフロート |
55cm×40cm×20cm |
115cm |
10kg |
アリタリア航空 |
55cm×35cm×25cm |
ー |
8kg |
フィンエアー |
56cm×45cm×25cm |
ー |
8kg |
KLM航空 |
55cm×35cm×25cm |
ー |
12kg |
中東
航空会社 |
サイズ(横×縦×奥行) |
サイズ合計 |
重量 |
エミレーツ |
55cm×38cm×20cm |
ー |
7kg |
エティハド航空 |
50cm×40cm×25cm |
115cm |
7kg |
カタール航空 |
50cm×37cm×25cm |
ー |
7kg |
アメリカ
航空会社 |
サイズ(横×縦×奥行) |
サイズ合計 |
重量 |
デルタ航空 |
56cm×35cm×23cm |
114cm |
ー |
ユナイテッド航空 |
56cm×35cm×22cm |
ー |
ー |
オセアニア
航空会社 |
サイズ(横×縦×奥行) |
サイズ合計 |
重量 |
カンタス航空 |
56cm×36cm×23cm |
115cm |
7kg |
ニュージーランド航空 |
57cm×36cm×25cm |
118cm |
7kg |
LCC
航空会社 |
サイズ(横×縦×奥行) |
サイズ合計 |
重量 |
Air Asia(エアアジア) |
56cm×36cm×23cm |
ー |
7kg |
Jetstar(ジェットスター) |
56cm×36cm×23cm |
ー |
7kg |
Peach(ピーチ) |
55cm×40cm×25cm |
115cm |
7kg |
Scoot(スクート) |
54cm×38cm×23cm |
115cm |
10kg |
Cebu Pacific(セブパシフィック航空) |
56cm×36cm×23cm |
115cm |
7kg |
HK express(香港エクスプレス航空) |
56cm×36cm×23cm |
ー |
7kg |
春秋航空 |
56cm×36cm×23cm |
115cm |
5kg |
Tiger Air(タイガーエア) |
54cm×38cm×23cm |
ー |
10kg |
Vietjet Air(ベトジェットエア) |
56cm×36cm×23cm |
ー |
7kg |
Thai Lion Air(タイ・ライオン・エア) |
54cm×38cm×23cm |
115cm |
7kg |
nokScoot(ノックスクート) |
55cm×40cm×20cm |
115cm |
10kg |
チェジュ航空 |
55cm×40cm×20cm |
115cm |
10kg |
LCCは機内持ち込みの制限が厳しいですね。
リュックだけで旅行しようとした場合、普通にパッキングしていては重量オーバーで、追加料金を払うはめになるかも・・
そんな不安を解消してくるのがこちらの圧縮袋!
普通の圧縮袋だとジップロックが壊れたり、圧縮機が必要ですが、これはファスナーを締めるだけで圧縮できるので、めちゃめちゃ便利です。
簡単に収納できスペースを節約できるので、重量オーバーになる心配なしです!
リュックにお土産を収納する方法は?
リュックがパンパンでお土産を入れるスペースがない!って時はこちらの方法を参考
にしてください!
衣類をコンパクトに収納
荷物で一番場所を取るのが衣類です。
つまり、衣類をコンパクトに収納すれば、お土産のスペースも確保できます。
衣類を丸めることで、スペースを有効利用できますが、こちらの方が衣類の収納方法を丁寧に説明してます。
このように丸めた衣類はリュックに立てて入れるようにしましょう。
これでも大分余裕ができると思いますが、もっと効率よく収納するためには、先ほど紹介した圧縮袋を使うことをお勧めします!
それでもお土産を入れる場所がない場合は、サブバッグを用意しなければなりません。
サブバッグを用意する
お土産用にもう1つバッグを用意して、そこにお土産を収納する方法です。
ただ、この場合帰国する時、手荷物の追加料金がかかることがあるので、本当に余裕がない時の最終手段です。
行きのリュックはお土産の分も考慮して、3分1程スペースを空けておくと良いですよ!
まとめ
海外旅行にリュックだけで行く際には、スリや盗難の対策が必要で、手荷物の機内持ち込みも航空会社によって規格が違うので、注意が必要ですね。
せっかくパッキングしても、チェックインの時に重量オーバーで追加料金がかかった。。なんてことがないように、事前にチェックしてくださいね!
リュックにお土産が入らない時は、紹介した圧縮袋などを使って衣類をコンパクトにまとめるか、お土産用のサブバッグで対応しましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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